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直線上を進むのではなく、竜巻のようにねじれた光線でデータを送信する
新しい光ファイバー技術により、インターネット帯域幅の容量が
増加する可能性があるとの研究が米科学誌サイエンスに発表。

スマートフォンなどインターネット機器のユーザーが使用する
帯域幅の需要が増大を続ける現在、インターネットのデータ通信量は
限界に達しつつあり、ネットワークプロバイダー各社の頭を悩ませています。

この新技術には、「光渦（optical vortex）」という
ドーナツのような形状のレーザー光線が使用されており、
軌道角運動量（OAM）光線としても知られる光渦は、
これまではファイバー内では安定化しないと考えられていました。

米ボストン大学工学部のシダース・ラマチャンドラン教授は、
光渦に対応可能な光ファイバーを作成する方法を発見。

全長1キロメートルの光ファイバーを経由し、最大1.6テラビット毎秒（Tbps）の速度で
大容量データを送信可能だそう。

これは、1秒ごとにブルーレイディスク8枚分のデータを送信することに相当します。

この光ファイバー開発プロジェクトは、米南カリフォルニア大学、
デンマークの光ファイバー企業OFS-Fitel、
イスラエルのテルアビブ大の協力の下に行われました。

また、米国防総省の技術研究機関、国防高等研究計画局から資金供与を受けているそう。


これからもまだまだ増えるユーザー。

悩みの種がこれで解消されるかもしれません。


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