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2013年06月25日

「銀」は細菌にも有効、10〜1000倍も抗生物質の効果を引き出すことが可能に 。

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マサチューセッツのボストン大学で
生物医学工学者をするジェームズ・コリンズ氏が率いるチームは、
銀がどのように細菌を分裂させるのかを解明。

これにより抗生物質の効かない耐性菌に対して、
有効な手段を取れるようになるかもしれないことを示唆。

貴金属は、ヒポクラテスが紀元前400年に貴金属が抗菌性をもっていると記述して以来、
何千年もの間伝染病と戦うために使用されてきましたが、
それがどのように作用しているかは謎のままでした。

コリンズと彼のチームは、
イオン分解させられた銀が2つの主な方法で細菌細胞を攻撃していることを解明。

1つは細胞膜の浸透性を高めるという方法、
そしてもう1つが酸素化合物の生成を増加させて細胞の新陳代謝に干渉するというもの。

これにより抗生物質をより有効に作用させられるようになるそう。

グラム陰性菌であるステノトロホモナス・マルトフィリアのような菌は多くの場合、
抗生物質を構成する分子よりも小さな細菌細胞を持っているので、
抗生物質がその中へ浸透することができません。

しかし、銀の効果で増加した膜透過性は
より多くの抗生物質が細菌細胞の中に入ることを可能にし、
これらの耐性菌に浸透する割合を増加させてくれるとのこと。

少量の銀で抗生物質を強化した場合には、
抗生物質が細菌の増殖や機能を阻害する効果が通常の10倍から1000倍もあるよう。

ただ、銀の摂り過ぎにも注意です。
多量の銀を摂取すると、
銀中毒(皮膚が青い灰色の色を回す状態)を引き起こす場合などがあります。

近い将来には、少量の銀で抗生物質を薄くコーティングするなどして摂取するなど、
これまでよりも強力な抗生物質が作られるようになるかもしれません。



なんだか途中矛盾を感じる箇所がありましたが、あまり触れないでおきます。

ちなみに一部の細菌は、銀ナノ粒子に長時間さらされると耐性を身に付け、
かえって繁殖が促進されることが先月報告されています。

銀ナノ粒子が広範に使用されるのに伴って抵抗力を持つ細菌が増え、
製品の使用者や環境に対して害を及ぼす可能性があることも忘れずに
研究して欲しいものです。


吸血鬼や狼男に銀が効くという設定はあながち嘘では無いかもしれず。


吸血鬼の発祥もとの黒死病や、死人が生き返ることからも、菌が関連していると言うことで
銀の神聖さで戒めようとするのもなんだかわかります。

伝承や物語にはこういったことも隠れているのでとても面白いですね。


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Posted by 朝日ハイツ at 07:24│Comments(0)
 
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